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ごあいさつ


高等学校同窓会 新会長ごあいさつ

奈良香澄(小16回生・高17回生)

 今秋から高等学校同窓会会長に就任いたしました、奈良香澄(小16回・高17回生:昭和37年生まれの還暦です)と申します。いつも同窓会の運営にご支援、ご協力をいただいている会員(卒業生)の皆さま、学園教職員の皆さまに感謝いたします。これからも歴代の会長はじめ、皆さまと共に築き上げてきた良き伝統を継承しながら、時代の変化に対応した運営ができるよう、同窓会及び母校の発展に微力ながら貢献して参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 今から18年前になりますが、学園の「創立50周年」を記念して、三軒茶屋にあるキャロットタワーで「社会人同窓会」の開催がありました。170名の卒業生とメール、先生方が夜のイベントにも関わらず一堂に会し、メール・マリア・トマシナの指揮のもと、メールたちの美しい歌声や、管弦楽OBの演奏等を聞かせていただき、本当に素敵な一夜を過ごした事が心に残っております。この企画の発端は、学園でも後援会でもなく、当時の米田小学校教頭の還暦祝いで集まった回生による思い付きがきっかけとなり、学園と同窓会の先輩方に多大なご協力をいただいて実現しました。一例ではありますが、このような同級生、同期生を超えた同窓生の交流を今後も繋げていくことができたらと思っております。
 感染の心配が絶えない日々が続きますが、これから寒さ厳しい時節柄、どうかご自愛のほど心よりお祈り申し上げます。



高等学校同窓会 前会長ごあいさつ

岡部幸子(小12回生・高13回生)

 同窓生の皆様こんにちは。今年も会報を無事お送りすることが出来嬉しく思っています。
 さて、私はこの度、高等学校同窓会会長のお役を任期満了で後輩にバトンタッチする事となりました。コロナ蔓延のため一年ほど任期が伸びてしまいましたが、皆様のたくさんのご協力に本当に感謝しております。
 コロナになり、任期の半分はほぼ活動らしい活動が出来なくなり困惑したこともありましたが、どうにかここまでたどり着くことができました。これからは、リモート会議なども取り入れながらの新しい同窓会を運営してくれることでしょう。私はこれからの新会長を陰ながら応援し、見守っていきたいと思っています。
 今までお手伝い頂いた役員の方々、幹事の皆様、理事長先生、校長先生、顧問の星先生、学園事務の皆さま、後援会の方々そして小学校同窓会のみなさま本当にありがとうございました。新会長の下、同窓会を引き続きどうぞよろしくお願いいたします。



小学校同窓会 会長ごあいさつ

松本秀夫(小14回生)

 2020年3月から日本全国に広がったCOVID-19の影響で、日常の生活様式も大きく変化いたしました。今年は、聖ドミニコ学園の学園行事も少しずつ「できることは日常に戻そう」と工夫されながらすすめています。
 毎年6月に行われている同窓会も2020年、2021年と二年間は中止、又はWEB開催となりました。今年は、新中学1年生から大学3年生までの9学年を対象にご案内し、3学年の華寿の皆様をお呼びして実施いたしました。午前の部は新中学1年生から高校3年生までの生徒向け、午後の部は大学生及び華寿の皆様と分散型での「同窓会ごミサ」をおこない、お祈りを奉げることができました。
 2022年3月に小学校を卒業した6年生は第63回生となります。謝恩会として6年間の思い出と出来事を振り返り、楽しいひと時は短時間でしたが第一体育館で実施することができました。保護者の皆様のご苦労、そして学園関係者の皆様に感謝申し上げます。卒業生としてドミニコ学園小学校同窓会生の「襷」をつないで欲しいと思います。
 聖ドミニコ学園は2024年に創立70周年を迎えます。建学の精神を大切に守り、社会での様々な分野で活躍されています。学園の発展のために同窓生としてできることを協力して参りましょう。同窓会も創立70周年実行委員会に参画しております。
 学園の益々の発展を祈念し、会長挨拶とさせていただきます。


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ごあいさつ

聖ドミニコ学園 理事長・学園長ごあいさつ
『神様から同窓生への贈り物』

山崎昭彦

 秋らしいさわやかな風を感じる季節を迎えました。中庭に立つと金木犀の香りに包まれ、校舎からはハレルヤコーラスを練習する声が聞こえてきます。
 今年は3年ぶりに対面での学園祭をどうにか行うことができました。在校生たちの発信力が展示された制作物からもステージでの演技演奏からも感じられ、生き生きとした姿に心打たれる思いでした。
 今回の学園祭では、卒業生の皆さまにはご来校を控えていただくこととなり申し訳なく思っています。第7波の収束が見通せなかった時期であり、密を避けるために在校生の保護者にも時間帯指定をお願いした学年もありました。来年こそ賑やかにできることを願いますが、振り返れば大きな行事を経験できなかった2年間を味わった卒業生の皆さまから見れば、なんと贅沢なことでしょう。今はただ、感謝をするばかりです。
 昨年度から私は小学校の現場を離れたこともあって、子どもたちの暮らしから少し遠くなってしまっています。そんな毎日の中でも、春には大阪在住の卒業生が学校を訪ねてくれたり、福岡から受験勉強の様子を知らせてくれる葉書が届いたり、またニューヨークに転居したご家族からのメールが届いたりと、この学園での日々を大切にしてくれていたことが伝わるたびに、思いを新たにします。
 つい先日は学園の第一体育館で行われた私立小学校合同相談会で、帰りがけに声をかけてくださったご婦人の言葉が印象に残りました。「ドミニコの幼稚園を卒園し、転居のために東京を離れていました。その後東京に戻り、今は母となって我が子を預ける学校探しをしています。そんな折、ドミニコが会場となる相談会の情報を得て、懐かしさいっぱいで参加しましたが、さまざまな学校の先生方のお話を伺っているうちに、一番大事なことを私はこの聖ドミニコ学園の幼稚園で育んでいただいていたのだと、今日あらためて気づきました。来られて良かったです」生活していく上での知恵や学問的な知識など、先生方や友達から学んだことは数多くあることでしょう。そして、在学中には気づいていなかったけれど、卒業して振り返ってみたときに鮮やかによみがえり、香ってくるものがあるとすれば、それこそがこの学園で学んだ私たちへの、神様からの贈り物。今も、これからも、忘れずに感謝の祈りを捧げたいと思います。


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聖ドミニコ学園 中学・高等学校校長・同窓会名誉会長
ごあいさつ

メール・マリ・ポール 高橋幸子

 同窓生の皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?学園ではコロナ禍が3年目になり工夫をしながらの学園生活ですが、今年は学園祭を3年ぶりに制限付きですが公開することができ、生徒たちの久しぶりの笑顔と笑いが学園内に響いていました。
 さて、ドミニコ学園の今について、特色となる点について紹介したいと思います。
❶2018年度よりアカデミックコースとインターナショナルコースのコース制になりました。アカデミックコースは、2019年度より導入した新しい学びのスタイルで、これまでの対話姿勢・丁寧な指導による堅実な学びはそのままに、PBL(Project Based Learning:問題解決型学習)のスタイルを授業に組み込むことで、生徒たちが互いに協働して対話を重ね、答えが一つだけではない問題や課題を解決に向けて、積極的に挑戦する機会を与えます。また、インターナショナルコースは英語・数学・理科の3教科をネーティブ教員が英語で教え日本人教員とのTT(※注1参照)で行い、英語力、プレゼンテーション力のグレードがアップしています。
❷2019年度より、21世紀型教育機構の会員校として、国際社会に対応した次世代教育。特に、ICT教育。一人1台のiPadを活用し、多くの教科で授業活用しています。また、1年目のコロナウイルス感染症のため緊急事態宣言下では、オンライン授業を行い、学習を継続することができました。今では、ペーパーレスの一つとして情報共有のためのスキルとして校内で活用しています。また、PBL学習で独自の教科「ドミニコ学」(※注2参照)を開講し、各学年がテーマ毎にiPadを使ってグループワークをしながら最後にプレゼンテーションを行なっています。生徒たちの発信力が高くなり、主体的な学習への取り組みが行われています。
❸ニュージーランドでのターム留学の再開。中学3年生の3学期をNZでホームステイしながら学校に通学することで、英語力向上と共に異文化体験は生徒たちを大きく成長させています。今年度から、オークランドに姉妹校ができました。コロナ禍で中止していた留学は今年度再開し7名が参加予定です。
❹国際ロータリーのインターアクトから 「st. Dominic’s Junior and Senior High School」の名称で学園内にインターアクトクラブが結成されました(成城ロータリクラブ様が学園を推薦してくださり、2020年に結成認定状を頂いています)。学園内に世界のロータリーの青年奉仕活動の部門である「ロータリーアクト」が活動しています。学園では以前より、奉仕活動への関心が高かったですが、外部との繋がりを持つ活動はありませんでした。区からの奉仕活動への依頼や近隣の施設の落ち葉掃き、校内では、ウクライナのための募金活動、雑巾を縫い近くの社会福祉施設に寄付をしたり、今年の12月には、チャリティーコンサートを企画しています。
 生徒たちは、今もアットホームな校風の中で自由に伸び伸びと自分らしく学園生活を楽しんでいます。伝統を通して同窓生の皆様とこれからも繋がって参りたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

※注1:TT(ティーム・ティーチング)
 複数の教職員が連携して授業を展開する方法です。学園では、ネーティブスピーカー教員が主導して、英語、数学、理科を「英語で」学びます。論理的かつクリティカルな思考が鍛えられます。
※注2:ドミニコ学
 学園独自の探求プログラムの時間です。中学1年生から高校2年生まで、学年毎に設定された探求内容について、生徒自らが情報収集・分析・発表の方法を身につけていきます。



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